【最新ランキング】愛知県で過払い金請求に強い法律事務所の口コミ・評判

愛知県には過払い金請求を扱っている司法書士・弁護士事務所が多数あり、これから過払い金請求をする場合、どの事務所に相談すればいいかわからないという方もいるかと思います。過払い金請求は依頼する事務所によって、取り戻せる過払い金や期間などが異なります。

適当に事務所を選んでしまうと思わぬ損をしてしまう可能性もあります。そこでこのページでは、過払い金請求に強い事務所の特徴や選び方、愛知県にお住まいの方におすすめの事務所を口コミや評判などと併せてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

愛知県の過払い金請求の口コミ・評判一覧

愛知県で過払い金請求に強い司法書士・弁護士事務所

司法書士法人杉山事務所　名古屋事務所

愛知県にお住まいで、過払い金請求に強い事務所をお探しの方は、司法書士法人杉山事務所の名古屋事務所がおすすめです。司法書士法人杉山事務所の名古屋事務所は、名古屋市中村区椿町に事務所があります。

司法書士法人杉山事務所は、日本を代表するビジネス誌の週刊ダイヤモンド誌にて、消費者金融が恐れる司法書士で日本一に選出されました。愛知県をはじめ全国各地から毎月3,000件以上の相談実績があり、過払い金請求に特化した法律事務所です。

また、過払い金の回収額も毎月5億円以上あり、多くの消費者金融やクレジットカード会社で実績があります。過払い金請求の初期費用・相談料は無料で出張相談にも対応しているので一度、ご相談してみることをおすすめします。

事務所詳細

住所	名古屋市中村区椿町1-16 IMONビル3F
TEL	0120-303-118
営業時間	9:00～19:00
HP	https://sugiyama-kabaraikin.com/
対応エリア	愛知県全域

過払い金請求・債務整理の費用

相談料・初期費用	無料
過払い金請求	返還金額の22％～
任意整理	5.5万円
自己破産	27.5万円
個人再生	33万円～

司法書士法人みどり法務事務所　名古屋事務所

司法書士法人みどり法務事務所の名古屋事務所は、過払い金の返還実績が90億円以上あり、毎月500件以上の相談実績を誇る法務事務所の名古屋支店です。相談は何度でも無料で、着手金など初期費用は一切かからないので、費用についての心配がありません。

みどり法務事務所は名古屋事務所以外にも、全国に高知、東京、札幌、広島、岡山、松山、熊本の計8ヵ所あり、幅広い都道府県に対応が可能です。事務所に行くことがむずかしい方は、出張相談にも対応しています。

依頼者からの声を大切にし、常にサービスの向上を心がけている事務所なので、対応は丁寧・親切という口コミが多数あり、安心して相談することができます。

事務所詳細

住所	愛知県名古屋市中区錦1丁目7-28 J-SQUARE丸の内ビル8F
TEL	0120-254-012
営業時間	9:00～19:00
HP	https://saimuseiri-sodan.com/lp/01/

過払い金請求・債務整理の費用

相談料・初期費用	無料
過払い金請求	・返還金額の22％～ ・1社につき54,780円
任意整理	相談者の状況によって異なりますので、お問い合わせください。
自己破産	着手金：11万円
個人再生	着手金：11万円

※自己破産、個人再生の費用は、相談者の状況によって金額が異なりますので、みどり法務事務所にご確認ください。

名古屋総合法律事務所

依頼者の正当な利益の実現のために、所属弁護士が人一倍努力することをモットーにしている法律事務所です。
適正価格を採用しており、全ての相談者に対して最良のサービスを提供しています。

事務所詳細

住所	名古屋市中区丸の内2-20-25　丸の内STビル6階
TEL	052-231-2601
営業時間	平日9:00～18：00
HP	http://nagoyasogo.jp/

過払い金請求・債務整理の費用

過払い金請求	返還金額の19％
任意整理	20,000円/1社
自己破産	280,000円～
個人再生	300,000円～

くまざわ法律事務所

日々の業務においては、出来る限り時間をかけてお客様のお話を伺うよう心がけております。債務トラブルによる不安を和らげ、安心して生活いただけるようサポートさせていただきます。

事務所詳細

住所	愛知県一宮市本町3-10-15 ミツダ本町ビル8階
TEL	0586-25-5686
営業時間	平日9:30～17:30

過払い金請求・債務整理の費用

過払い金請求	返還を受けた過払金の15～20%
任意整理	1社当たり4万円+減額分の10%+過払い金の15～20%
自己破産	30万円
個人再生	35～40万円

弁護士法人 鈴木・上野総合法律事務所

債務に困ったら、すぐにご相談下さい。借金の処理には、プロフェッショナルの知識と経験が必要です。ほとんどの場合、周囲や会社に知られることもなく債務整理の手続きが可能です。

事務所詳細

住所	愛知県豊橋市前田南町一丁目1-1 タワーレジデンスHADA206
TEL	0532-53-6764
営業時間	平日9:00～17:30
HP	http://sumire-law.com/

過払い金請求・債務整理の費用

過払い金請求	お問い合わせください
任意整理	15,750円+1社当たり15,750円+減額分の5%
自己破産	315,000円～
個人再生	315,000～367,500円

愛知県で多い過払い金請求について

過払い金とは、消費者金融やカード会社からお金を借りた時についた「払いすぎた利息」のことです。原因は利息制限法と出資法の上限金利にあります。

過払い金が発生する条件の一つとして、1980年代～2010年にかけて利息制限法の上限をはるかに超えた金利、(出資法の上限金利である29.2%)での貸し付けが行われていました。利用者はお金を借りて、返済しても利息が高額すぎて元本まで支払いきれない人が増えました。

なぜ利息制限法の上限金利が見過ごされてきたのか、それは利息制限法の上限金利を上回っている金利でも刑事罰則が発生しなかったためです。これにより消費者金融やカードローン会社などは上限金利を出資法の上限金利まで引き上げていました。利息制限法と出資法の上限金利の差を「グレーゾーン金利」といいます。

しかし貸金業法の改正が2010年6月に行われたことで、それ以降の借り入れをしても15~20%の金利が設けられました。これを超える金利設定すると刑事罰則が下るようになりました。

2010年以降の借り入れをしている方々は、グレーゾーン金利にあてはまりませんが、それ以前に借り入れをして、今もなお返済を続けている場合や例えば「やっと去年返済が完了した」というような方々の中には、過払い金請求を司法書士や弁護士とともに行い、払いすぎた利息を取り戻すことできるのです。

またみなし弁済が適用されてしまうと過払い金請求ができなくなってしまうので、利用者にとってとても不利な制度が横行していたのです。

ここで注意したいのが、過払い金請求ができるかどうかの確認です。過払い金には時効があり、「最後に取引をした日」から10年で時効が成立し過払い金請求権が消滅します。例えば1990年代に29.2%で借りたお金を最近に完済した。となれば、過払い金がある可能性がありますので、まずは司法書士や弁護士に相談しましょう。

もし完済し終わったからと言って手元に借金の照明や明細書を破棄してしまったとお言う場合でも過払い金請求は行うことができますので、「最後に取引をした日」から10年経っていなければ、過払い金請求ができるか一度確認してみてはいかがでしょうか。

さらにもう一つのリスクとして、当時お金を借りていた会社の倒産していた場合は、過払い金がもしあってとしても過払い金請求ができなくなってしまいます。もともと過払い金という言葉は浸透してきたのもここ10年ほぼだと思うので、それ以前の方々はよくわからないわと言って対処しなかったかもしれません。

ですが、会社が万が一倒産していなければそして最後の取引していた日から10年経っていないのなら、過払い金請求権はまだ残っています。この権利はあなた自身のものです。今更遅いかもしれないと思うかもしれませんが、自分の権利だからと胸を張って司法書士や弁護士に相談してみてください。

過払い金は巷では個人でも請求できると言われております。実際に書類に適切な内容を記入し、消費者金融やカード会社に「取引履歴」を取り寄せ、正しい利息制限法の金利での計算を行い算出します。個人でもできないことはないですし、専門の解説書も弁護士の方が出版されていますので参考にしていただくのはいいかと思います。

個人で過払い金を請求することのメリットは、自分で行う代わりに司法書士や弁護士にかかる費用が発生しないことだけです。デメリットとしましては、過払い金についての専門的な知識がきちんと持っていないと個人で過払い金請求をしてもお金はあまり戻ってこないことです。

皆さんがもし、勇気を出して、消費者金融に電話をして「払いすぎたお金を返してください」と言ったときに「みなし弁済が成立しますので過払い金は返せません」「今返済中の借金の利息を少し減らします」などと言われた時に、「でもそれは違いますよね？」とご自分で対応できるのなら、司法書士や弁護士に頼まなくても過払い金請求を依頼しなくても返還できるかもしれません。

さらに、自分で過払い金請求を行う際に必要な施与類や手続きを進めていって、いざ直接交渉をする時に、司法書士や弁護士と個人での過払い金の返還割合が大幅に変動してくることです。個人で過払い金請求を行っても返還割合が30%ほどに対して、事務所にもよりますが司法書士や弁護士では直接交渉で60%以上の返還割合になります。

司法書士や弁護士では過払い金や債務整理の相談を電話やメールでやりとりを行い、訪問または来所していただき詳しいお話をお聞きしてお調べしています。事務所によっても相談料から無料の事務所もありますが、その方がしっかり対応してくれそうでいいというのであれば相談料が有料の事務所を利用するのも手です。

司法書士法人杉山事務所や司法書士法人みどり法務事務所のように、「相談料は無料で行っており、過払い金が発生していなかったら請求はありません」というような事務所もあります。「初期費用をかけすぎたくない」とお考えの方はぜひそちらの事務所にもお話を聞いてみてはいかがでしょうか。

また過払い金の調査や請求を行ってほしいのに、任意整理等の債務整理手続きに強い事務所に行ってしまうと、過払い金の返還金額が減ってしまうケースもあります。過払い金の返還請求の実績がきちんとある事務所を探して、過払い金の請求の相談をしましょう。

しかし悪質な司法書士や弁護士の事務所も実際ありますので注意が必要です。よく耳にする話としては「無料相談と聞いたので話をしに行っただけなのに、いつのまにか契約が進んでいた。費用も請求された」「過払い金の成功報酬やその他の費用の明細が不明瞭で、依頼したもののいざ費用の内訳をみると高額請求になっていた」等が多いようです。

さらに司法書士や弁護士の成功報酬は20%～25%と相場が決まっております。25%以上を上回る高額請求をしてくる事務所は相場よりも金額の設定が高いので、必要以上に請求されていないか注意が必要です。他にも、過払い金の請求を行ったが、返還された金額を低く表示して司法書士や弁護士が過払い金を着服していたケースもございます。見積もり書を見て、よくわからないサービスや費用が多く記入されているような事務所等もございますので、まず初めて過払い金相談に行くような場合は、書面に記載しておくか録音しておくようにして、きちんと記録を残しておくことが重要です。

過払い金請求の多い愛知県について

愛知県は名古屋市（千種区、東区、北区、西区、中村区、中区、昭和区、瑞穂区、熱田区、中川区、港区、南区、守山区、緑区、名東区、天白区）愛西市、あま市、一宮市、稲沢市、犬山市、岩倉市、大府市、尾張旭市、春日井市、北名古屋市、清須市、江南市、小牧市、瀬戸市、知多市、津島市、東海市、常滑市、豊明市、長久手市、日進市、半田市、弥富市、安城市、岡崎市、刈谷市、高浜市、知立市、豊田市、西尾市、碧南市、みよし市、豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市、新城市で形成され、過払い金請求ができる方が多くいます。

愛知県にお住まいで、過払い金請求に強い事務所を愛知県内でお探しの場合は、週刊ダイヤモンド誌の「消費者金融が恐れる司法書士」で日本一になった司法書士法人杉山事務所の名古屋事務所や、口コミ・評判ランキングなどで上位に選ばれる司法書士法人みどり法務事務所の名古屋事務所がおすすめです。このように愛知県には、過払い金請求に強い事務所があるので、過払い金請求を失敗しないためにも、そのような事務所を利用しましょう。

東海地方、及び日本三大都市圏の一つである中京圏の中心都市である名古屋市を有しており、「愛知県」＝「名古屋市」だと思ってる人や県名を名古屋県だと思ってる人が結構いるとかいないとか。

ちなみに1871年8月29日～1872年4月1日まで名古屋県は存在したが、それは名古屋周辺（尾張から知多半島を除いた部分）だけという大変狭いものであった。4月2日には「愛知県」と改名し、1872年11月27日に三河全域+知多半島を県域とする「額田県」を吸収して現在に至る。

なお、同じように中心都市名と県名の知名度が逆転していることで間違われやすい県として、神奈川県（横浜県）、兵庫県（神戸県）、石川県（金沢県）、宮城県（仙台県）などがある。この内、名古屋県と同様に過去に同じ地域に実在した県としては、金沢県と仙台県がある（神戸県は別の地方・・・現在の三重県に存在した）。

この愛知県、石川県、宮城県共に現在の県名は、県庁の置かれた中心都市である名古屋、金沢、仙台がそれぞれ「愛知郡」「石川郡」「宮城郡」という郡に存在したことに由来している。

このように県名が中心となる都市の属する郡名から取られるというのは珍しいことではなく、他にも岩手県、群馬県、埼玉県、三重県、滋賀県、島根県など全国に存在する（なお三重郡があるのは現在の三重県北部であり、当初は県庁が四日市市に置かれていたことの名残を留めている）。

愛知県の名の由来となった「愛知郡」は現在も尾張地方東部の行政区画名として残っているが、所属していた区町村が次々と市制施行したり他の市に吸収されたりしたことで面積を減らしていき、今や東郷町一町が残るのみの風前の灯といえる状況になっている。石川県の由来となった石川郡が2011年に消えたように、いずれは消滅する可能性もある。

東海道メガロポリスの上に位置しており、中京工業地帯を有するなど主に産業の面で日本を支える重要な地域であり、関東地方・近畿地方の都府県を除けば最も人口密度が高い県である（日本第5位。次は九州の福岡県で第7位）。自動車産業のイメージが非常に強い県ながら農業も盛んで、全国7位（平成26年度）の農業産出額を誇る農業県でもある。

「味噌カツ」や「どて煮」のように味噌を用いた料理が有名なため、愛知県を揶揄する際にはしばしば「味噌」という表現が使われる（中日ドラゴンズ＝「味噌カツ球団」　など）。しかしながら愛知県全体でみると味噌の消費量は2008年調査で47都道府県中27番目であり、全国平均よりも県内の味噌消費量は少ない。消費量の多い県は長野県、秋田県、青森県、富山県、宮崎県などである。

大きく分けて、尾張、西三河、東三河の3つの地域に分けられる。特に尾張と三河は文化・方言も違うので、他県民から「愛知=名古屋」と思われる事もあるが、これは大きな誤りである。東三河に至っては名古屋よりも浜松などの静岡県西部の影響を強く受けており、遠州弁の影響を受けた三河弁が使われているといえる。しかし、バカ日本地図では愛知県全域が名古屋県になってしまった。

面積は約5165平方kmで第27位、人口は約741万人で第4位。その内約224万人が県庁所在地の名古屋市に集中している。自動車保有台数は47都道府県一。人口が愛知より多い都府県である東京・神奈川・大阪より多い。東京と大阪の都市圏と違い、名古屋都心以外は自動車が欠かせない。

一緒に東海地方を構築する岐阜県・三重県・静岡県と隣接しているのは良く知られているが、長野県とも隣接している。

東海道新幹線には「名古屋駅」「三河安城駅」「豊橋駅」の3駅があり、名古屋には1997年以降、全新幹線列車が停車する。在来線は全てJR東海の管轄で、東海道本線の他に中央本線（中央西線）、関西本線、飯田線、武豊線が存在する。2015年には武豊線が電化され、これにより県内のJR旅客線は全て電化路線となった。

私鉄路線としては主に名古屋鉄道（名鉄）がある。他、近畿日本鉄道（近鉄）が名古屋に乗り入れており、県東部には豊橋鉄道（豊鉄）が存在する。

名古屋市内の地下鉄の運営は名古屋市交通局が行っている。また第3セクターとして愛知環状鉄道、名古屋臨海高速鉄道（あおなみ線）、名古屋ガイドウェイバス（ゆとりーとライン）がある。

空路は、以前は名古屋空港（小牧空港）が愛知県を始めとする中部地方の主要空港だったが、現在では中部国際空港（通称常滑空港セントレア）が中部地方の主要空港となっている。名古屋空港は現在県営空港になっており、フジドリームエアラインズ（FDA）の拠点空港となっている。

「東名高速道路」・「名神高速道路」を始め、名古屋周辺の3～40km圏を結ぶ環状道路「東海環状自動車道」、長野や山梨等を結ぶ「中央自動車道」、岐阜や北陸を結ぶ「東海北陸自動車道」などがある。また名古屋の都市部には都市高速道路の「名古屋高速道路」がある。一般道は、南東部から北西部を結ぶ国道1号や国道23号等、道路は比較的充実しているといえる。海路には、名古屋港や三河港、衣浦港などがある。

愛知県（あいちけん）は、太平洋に面する日本の県の一つ。県庁所在地は名古屋市。
日本列島の中部に位置し、中部地方の県では最も人口が多く、県庁所在地の名古屋市は中部地方で最大の人口を擁する都市である。大きく分けて、尾張地方、西三河地方、東三河地方の3地域で構成されている。面積比はほぼ 1：1：1、人口比はほぼ 7：2：1。

郡名が県名にされた県の一つで、現在の名古屋市の中心部が所属していた愛知郡に由来している。『万葉集』の「あゆち」に由来し、それが律令制下で愛知郡という郡名に採用されたといわれている。他に、あゆち（年魚市）潟説・あゆちの水（湧水）説・あゆち村伝説などがある。

愛知県は、令制国では尾張国と三河国に当たる。愛知県は、支配者氏族と関係している地域である。源頼朝が生まれた地域（名古屋市熱田区）との説もある。室町幕府を開いた足利氏は、初代足利義康正室の出身である藤原南家が開発した岡崎を拠点とし、13世紀から鎌倉幕府の三河守護を代々務めており、西三河地方に細川氏・仁木氏・一色氏・吉良氏・今川氏など一族が多かった。

戦国時代には、織田信長と信長の臣下・同盟者である豊臣秀吉、徳川家康など三英傑を始め多くの武将を輩出し中央政局に大きな影響を及ぼした。江戸幕府の創始者、すなわち現在の東京が世界的大都市となるきっかけとなった人物が徳川家康であり、江戸時代の大名はこの三英傑の配下から出た者が多く、徳川一族や譜代大名（井伊氏などごく一部の他国出身者もいる）などの三河出身者のほか、前田家、浅野家、池田家、山内家、蜂須賀家などの尾張出身者が各地で大藩を幕末まで支配した（全国の大名の約7割が愛知県（尾張・三河）出身とも言われている）。

大名家だけでなく家臣団や一部庶民も封地へ移り住んでおり、近世日本の大部分は三河武士や尾張出身武士団の支配を受けた形となる。特に、江戸の開府に際しては多くの三河人が移住し、江戸っ子基質の形成にも大きく影響した。また、江戸時代に華咲いた日本的建築や日本的文化は愛知出身者による貢献とも言える。

江戸時代以降、尾張は徳川御三家の一つ尾張徳川家の領域となり、三河は譜代大名・旗本領・寺社領・天領と分割支配された。明治以降、三河国内の旗本・寺社・幕府領を総括する三河裁判所が設置され、のち三河県とされ、さらに伊那県に編入され、伊那県足助庁が所轄した。その後、廃藩置県に伴い、三河に10県、尾張に2県が設置され、三河10県および伊那県足助庁および尾張国知多郡を統合して、額田県を設置。明治4年（1871年）11月22日の第1次府県統合で名古屋県（旧尾張藩）と犬山県（尾張徳川家御附家老の成瀬氏が維新直前に独立し立藩）が統合して設置された名古屋県は、明治5年（1872年）4月2日に改称して愛知県になった。

そして、同年11月27日、第2次府県統合により額田県を編入（太政官布告372号）して、ほぼ現在の県域が確定する。名古屋県令であった井関盛艮が権令（県令）となった。県の下には大区小区制により、15大区15小区がおかれ、翌年3月には、第一大区は区長1人、権区長2人、小区に戸長1人、副戸長2人、各町に副戸長2人ずつを置くことになった。これらは藩の統治とは違う中央集権国家の末端統治機構であった。明治4年11月（1872年1月）の県治条例で、県令は管内の立法・行政・司法を専決する権限が与えられ、「天皇の牧民官」と称された。

愛知県は、トヨタ自動車を筆頭に自動車関連企業が数多く存在することで有名。トヨタ自動車の設立は1937年だが、自動車産業が本格的に発展したのは高度経済成長期以降のことで、比較的最近になって発達した産業である。自動車産業が発展する前は、一宮市を中心とした繊維産業や、名古屋市の三菱重工業・愛知航空機、半田市の中島飛行機等の航空機産業等が盛んだった。

また、自動車産業に隠れているものの、がいし生産世界一の日本碍子やINAX、日本特殊陶業などをはじめとするセラミックス産業、2016年には創業100周年を迎えた特殊鋼大手の大同特殊鋼やトヨタ自動車系列である愛知製鋼、新日鐵住金名古屋製鐵所等の特殊鋼、鉄鋼業の他、プリンター、FAX、ミシン等を得意とするブラザー工業、そしてトヨタグループであるデンソー、アイシン精機等の電気機器製造も盛んである。また、碧南市、高浜市などで生産されている三州瓦は、島根県の石州瓦、兵庫県の淡路瓦と並んで日本三大瓦であり、全国的に有名である。

中京工業地帯の中心として工業は全般に活発で、製造品出荷額（2013年）は約42兆18億円で37年連続全国1位である（2位は神奈川県で約17兆2261億円のため2倍以上の差） （なお、京浜工業地帯は2006年には製造品出荷額で（30兆5099億円）となり阪神工業地帯（31兆1028億円）に逆転され3位になった。工業統計2007年発表）

2005年に愛・地球博と中部国際空港開港という二大事業があり、東海環状自動車道、伊勢湾岸自動車道、愛知高速交通東部丘陵線（リニモ）などインフラの整備が急速に進んだ。 しかしその一方で愛知県道511号武豊大府自転車道線（知多半島サイクリングロード）等の自転車道の建設、整備が放棄されており多くの要望が寄せられている。

戦後、自動車産業が発展し、比較的道路整備も行き届いていたことなどの理由から、モータリゼーションが日本で最も発達した地域であり、自家用車の保有台数も日本有数の高さを誇っている。反面、鉄道網の発達具合や輸送力は東京圏・近畿圏と比較した場合低くなっている。 なお、愛知県の交通事故死亡者数は平成15年以降10年連続でワースト1で、自動車事故の多さはこの地域の自動車中心のライフスタイルを物語っている。